初恋 それは誰かが甘酸っぱい物だ、と言っていた。 感情に甘酸っぱい、という感想が分からない私は自然と興味が湧いてくる 「してみたいな...」 という私の呟きは直ぐに消え、 その後本を2冊購入して書店を後にした 駅の改札をくぐり抜け、ホームに入った時、ある人物が視界に入った その人物は視界に私を入れ込み、目を大きく見開いた 「浅野さん...?」