紅一点

 

「…何してんろ?淳之介。」

ほんのり桃色に色づいた
肌に、呂律の怪しい
言い回し。

「…ハオ、アンタ…
酒飲んだね?」

「うん。飲んだ。
ダメだった?」

イヤ…そんな法度はないし
そもそも酒を飲む所だし。

しかし、アンタ如きが
覚えるには、いささか
早すぎる遊びですっ!!

「ハオが、いつまでも
帰ってこないから
迎えにきたんだけど?

…アンタ、いつから
飲んでんの?
酒くさいんじゃない?」

首筋に顔を近づけて
クンクン匂いを嗅げば

「いやだ!!ちょっと!
何するの!?淳之介!?」

大人びた印象のハオが
顔を真っ赤にして
顔を手のひらで抑えて
慌てふためく。

…あ?何?照れてんの?
かわいいとこあるじゃん。
所詮、年頃の素人娘か♪

手のひらで彼女の後頭部を
優しく引き寄せ、
首筋に唇を軽く触れる程度に
はわせ、撤収を促す。

「もう、散々、遊んだんだろ?
帰るぞ。ハオ。」

そう促せば、予想通り
首筋が弱いのだろう、ハオは
膝からガクンと崩れ落ちた。

「感じてんだろ?」

桃色に色づいた首筋に
チュッと口付け、
思いの外反応が可愛くて
クスクス笑みをこぼして
彼女を抱き上げた。