私が律樹と出会った高校生の頃も、律樹の周りには大手デパートの息子としての目で律樹をみる人であふれていた。
「季里がいなかったら、俺らしさなんてこれっぽっちものこってなかっただろうな。きっと。ほかの誰も信じられず、本当の自分を隠して、消すことしか考えてなかったから」
「そんなことない」
後ろから私を抱きしめる律樹の手を私はそっと握る。
「俺らしさを知ってくれてるのは、季里だけだ。」
律樹の言葉が心に響く。
律樹、私はもう一緒にいられないんだよ?
そんなこと言わないで。
あなたはあなたらしさをなくさないで。
「季里」
「ん?」
「季里がいなかったら、俺らしさなんてこれっぽっちものこってなかっただろうな。きっと。ほかの誰も信じられず、本当の自分を隠して、消すことしか考えてなかったから」
「そんなことない」
後ろから私を抱きしめる律樹の手を私はそっと握る。
「俺らしさを知ってくれてるのは、季里だけだ。」
律樹の言葉が心に響く。
律樹、私はもう一緒にいられないんだよ?
そんなこと言わないで。
あなたはあなたらしさをなくさないで。
「季里」
「ん?」



