最後の一夜が授けた奇跡

「好きだ。」

彼はそう言って私の唇に口づけた。





私たちのはじまりの日。

あの口づけに私は誓いを立てた。


どんなことがあっても立ち向かうと。

彼の背負う運命に、彼がつぶされないように。


いつか別れなくてはならない日が来るかもしれない。

でも、その時まで精一杯、彼を守り支えると。