最後の一夜が授けた奇跡

「あっ」「・・・あっ」

そんなある日、私たちは前に雨宿りした場所で再び会うことになる。


でも今は雨じゃない。

突然降り出した大粒の雪。

これは濡れてしまうと、避難したのが、私たちが初めて話をしたあの軒下だった。

同時に軒下に避難した私たち。

思わず吹き出して笑ってしまった。


そうそう。
この無邪気すぎる笑顔。
この笑顔が見たいんだ。