最後の一夜が授けた奇跡

「・・・・大丈夫です・・・」
聞こえるか聞こえないかの声しか出ない私。

私は彼から視線を前に戻した。

でも、私、ブラウスから下着がスケスケだったんだ・・・。

明日には衣替えでブレザーを着ている予定だったのに。

天気はいじわるすぎる。


私は正面からだけじゃなく、彼の方からも透けている下着が見えないように自分の体に巻き付けている手に力をこめた。

なぜか緊張してしまう。