最後の一夜が授けた奇跡

「今の俺には、何にも責任のあるような言葉も、約束も言えない。言えるだけのものを何も持っていない。でも、俺はあきらめません。」
もう十分。

その言葉だけで十分・・・。

これからももう一度一人で歩いて行ける。


私は多岐川の言葉を耳にやきつける。

心にしまい込む。






「ありがとう」