最後の一夜が授けた奇跡

「私が・・気持ち抑えられたら・・・こんな風に・・・苦しくなかったのに・・・」
「・・・」

あまりに心地よい雰囲気に、私は少しずつ思いを素直に言えるようになってくる。

「絶対につらいのに、律樹言わないんだもん。」


「大変なはずなのに・・・言わないんだもん・・・」


「でも、律樹との赤ちゃんができたことはうれしいの・・・うれしいにきまってる・・」


「なのに・・心から喜べないのも・・・赤ちゃんに申し訳ない・・・」


「律樹のために私は何ができる・・・?」