「全部って?」
「結婚しようとしていることも、俺の家族にまだ反対されてることも、お腹の子のことも、今こうして入院していることも。」
「・・・そう」
「お母さんびっきりしてたけど、季里の体が落ち着いたら会いにおいでって言ってくれた。」
「・・・それだけ?」
自分の母親のことだ。ほかにもきっと律樹に言っているだろうと聞き返す。
「男としてしっかりしろって言われたよ。それに、どうしてすぐに相談しなかったんだって。悪いことしちゃったな」
「・・・ごめんね・・・」
律樹にばかり背負わせているものが大きくて、思わず切なくなって涙があふれる。
「なんで泣くんだよ。お母さんなりの喝をいれてくれたんだ。ありがたいなって思ったよ。こんな俺なのにさ、季里を返せとか言わないでくれて、エールくれるんだもん。」
私の頭を撫でながら律樹が微笑む。
「泣くなよ・・・。謝るのは俺の方だ。季里に負担かけて・・・ごめんな。」
首を横に振ると律樹は私をそっと抱きしめた。
「結婚しようとしていることも、俺の家族にまだ反対されてることも、お腹の子のことも、今こうして入院していることも。」
「・・・そう」
「お母さんびっきりしてたけど、季里の体が落ち着いたら会いにおいでって言ってくれた。」
「・・・それだけ?」
自分の母親のことだ。ほかにもきっと律樹に言っているだろうと聞き返す。
「男としてしっかりしろって言われたよ。それに、どうしてすぐに相談しなかったんだって。悪いことしちゃったな」
「・・・ごめんね・・・」
律樹にばかり背負わせているものが大きくて、思わず切なくなって涙があふれる。
「なんで泣くんだよ。お母さんなりの喝をいれてくれたんだ。ありがたいなって思ったよ。こんな俺なのにさ、季里を返せとか言わないでくれて、エールくれるんだもん。」
私の頭を撫でながら律樹が微笑む。
「泣くなよ・・・。謝るのは俺の方だ。季里に負担かけて・・・ごめんな。」
首を横に振ると律樹は私をそっと抱きしめた。



