最後の一夜が授けた奇跡

私の瞳から流れ続ける涙をそっと拭い、私の両頬をその大きな手で包み込むと私に口づける。

熱いくらいの想いが伝わってくる。

愛してるも。

ありがとうも。

ごめんねも。

伝わってくる・・・。




私たちはこの夜が止まってしまえばいいのにと願いながらも、きっと叶わないと知りながら、ただただ抱き合った。