最後の一夜が授けた奇跡

朝になると、律樹はやっと眠れたようで、目を閉じていた。

律樹を起こさないように私は静かに律樹の顔をじっと見つめる。

これから律樹にたくさんつらい思いをさせてしまうかもしれない。
うんん。
辛いことが待っていることは明らかだ。

私がそばにいて、できることは何だろうか。

私にできることを精一杯やろう。

二人で乗り越えることができるように・・・。



あきらめていた律樹との未来。
私は、律樹の言葉を思いだした。