その許嫁との婚約を破棄するということに、怜也の両親は賛成しているものの、相手方は譲らないんだと 「なんで私なんだ 怜也に寄ってくる女など山ほど居るだろ」 「そういう奴らじゃ演技とか下手そうだし... それに涙は有り得ないくらい美人だから」 怜也の言葉に、私は再び目が点になる 怜也から美人という言葉が出るとは思わなかった