「そしたら、毎日なゆにキスしてくれるんだよね」


「うん」



「それ、利人じゃないとだめなんだからね」


「うん」


「あの漫画みたいなことも、いっぱいするよね?」


「うん」



「利人も同じ?」


「それは、今からじっくり時間かけて
なゆが暴いてよ」



少し体を離したあと

唇が丁寧に重なった。