今宵、キミが砕け散る


 その問いに、俺は首が取れるんじゃないかと言うほど激しく縦に振った。

 「え、誰すか、コイツ」

 「また拾ったんですかー?」

 「おーい、みんな!新入りだぞー!!」

 強引に連れてこられて、いつのまにか仲間になっている。

 「あはは、元気な奴らだろ?」

 睨むように設楽流羽を見るが、まるで気にしないように、この男は笑い飛ばす。

 「嶺緒、俺は設楽流羽だ。お察しの通り、東のトップ」

 ああ、やっぱり。

 どうやら俺は、とんでもない人物に目をつけられたみたいだ。