こんなの、俺じゃなかった。 皆、皆変わっていって、俺の知っていたものじゃなくなっていく。 それで、……俺を捨てるんだ。 「星……、」 お願いだから、真紀は俺のことを見捨てないでくれなんて、そんなことを言ったらますます離れていくかもしれない。 「やっぱ、大丈夫じゃなかったんだろ?」 「じゃ、な、い……」 もっと前から、真紀に言うべきだった。 限界なんてとっくに超えていたのに、強がって、無理して笑っていたのを真紀はお見通しだったのだ。