「陽菜、大丈夫?酔っちゃった? 」
病院の駐車場についたところで、隣の席から翔馬の声がした。
ゆっくり走ってくれたのに、体調が悪いせいか気持ち悪くなっちゃって、吐き気と頭痛のダブル攻撃。
視点も定まらなくて、グラグラの世界。
「グスッ…辛いよ……… 翔馬… 」
「吐く? 」
「大…丈夫…」
「俺の診察室連れて行くな
気持ち悪いの我慢できなくなったら言って 」
「うん… 」
翔馬に抱き上げられて、少し移動すると、
温かい空気に包まれて、鼻にはツンとした臭い…
目を瞑っていても病院の中に入ったのが分かった。
「診察室ついたよ。とりあえず気持ち悪いと辛いから出しちゃおう 」
「うん…ごめん 」
翔馬が用意してくれた、洗面器に吐こうとするもの上手く吐けない。
吐き気はすごいするのに、なかなか出ないよ…
下なんて向いていると余計苦しいから、
我慢したほうがマシかも………

![お医者さんとの恋[短編]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/1110524/xpcqjh5tdr-thumb.jpg)
