ずっとそばに 2



「陽菜、大丈夫?酔っちゃった? 」


病院の駐車場についたところで、隣の席から翔馬の声がした。


ゆっくり走ってくれたのに、体調が悪いせいか気持ち悪くなっちゃって、吐き気と頭痛のダブル攻撃。


視点も定まらなくて、グラグラの世界。



「グスッ…辛いよ……… 翔馬… 」


「吐く? 」


「大…丈夫…」


「俺の診察室連れて行くな
気持ち悪いの我慢できなくなったら言って 」


「うん… 」



翔馬に抱き上げられて、少し移動すると、


温かい空気に包まれて、鼻にはツンとした臭い…

目を瞑っていても病院の中に入ったのが分かった。



「診察室ついたよ。とりあえず気持ち悪いと辛いから出しちゃおう 」


「うん…ごめん 」



翔馬が用意してくれた、洗面器に吐こうとするもの上手く吐けない。

吐き気はすごいするのに、なかなか出ないよ…


下なんて向いていると余計苦しいから、

我慢したほうがマシかも………