「河津さん、お疲れ様です。」

「あ、はい。
お疲れ様です...。」

って、安澄さんよ...。

放課後学校の廊下で事務的な挨拶するのやめてくれる...?

ためで話したり、敬語で話したり、変な人だな...。

「河津さん、一応気にしておきますけど、なんだか元気が無さそうですね。」

「一応...?
いえ、そんなこともないと思いますけど。」

「そうですか。
てっきり秌場くんが何か余計なことを言って困らせているのかと思いました。」

まあ、外れってわけでもないかも...。

「秌場くんは一応悪魔なので、トラブルメーカー気質なんですよね。

くれぐれも、気をつけてください。」

「はあ...。」