「よしっ、今度こそ倉庫に捨てに行って終わり!」
そう言ってゴミ箱を持ち上げた瞬間。
「うわあぁぁぁどけろおぉぉ!」
「へ? 何⁉︎」
どこからともなく切羽詰まった大声が聞こえてきた。
突如聞こえ始めた声に急いで辺りを見回してみるが誰もいない。
「誰もいない?」
なんだか叫び声は上から聞こえるような。そう感じて上を見上げる。
「うぎゃっ!」
「ごふっ……」
見上げた瞬間おでこに大きな衝撃を受け、
私は再び地面とお友達になった。
もちろんゴミ箱とゴミも。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…