実験室にはまだ先輩や顧問は戻ってきていなかった。
ガーベラとネモフィラは安心したように机に腰を下ろす。
『なんとか成功したベラ』
『こわかったフィラ…』
『やったな相棒~!』
シェフレラは鈴菜の肩に飛び乗って鈴菜の頬をつつく。
「やったね、相棒!」
鈴菜はシェフレラに顔をぐっと近付けて笑った。
「うーーーーん」
杏は唸り声を上げた。
「やっっっぱり状況が分からないよ!」
「確かに、あっという間に終わったし何が何だか」
蓮もネモフィラの身体をもふもふしながら反応する。
「それでは、細かいことは私から」
フォーズが入ってきたのと同じ場所から光の玉が転がってきて、ひとりの少女が出てきた。
「え、さっきの奴のグル?」
鈴菜は慌てる。
が、シェフレラは目をひん剥いて叫んだ。
『ルーチェ様!!』
「ちょ、耳元で叫ばないで!って、え!?」
『ルーチェ様、あの子はもう見つかったベラ?』
少女は小さく首を振る。
「私の力をもってしてもまだ彼の行方は、」
『そうですか…仕方ないベラ』
「ですが、我々の想像よりも早くブレイキング・セントラルの到着が早まってしまいましたのでまずは皆さんに合流せねば、と」
『三人は確かに戦士の力を手にしましたベラ』
「ええ、その姿はこの目で確認させていただきました」
少女は杏、蓮、鈴菜の三人の顔を順に見ると深々と頭を下げた。
「私、生命の守り女神、名をルーチェと申します」
「まずは私からお願いをさせてください、この戦いにお三方の力を貸していただきたいのです」
ガーベラとネモフィラは安心したように机に腰を下ろす。
『なんとか成功したベラ』
『こわかったフィラ…』
『やったな相棒~!』
シェフレラは鈴菜の肩に飛び乗って鈴菜の頬をつつく。
「やったね、相棒!」
鈴菜はシェフレラに顔をぐっと近付けて笑った。
「うーーーーん」
杏は唸り声を上げた。
「やっっっぱり状況が分からないよ!」
「確かに、あっという間に終わったし何が何だか」
蓮もネモフィラの身体をもふもふしながら反応する。
「それでは、細かいことは私から」
フォーズが入ってきたのと同じ場所から光の玉が転がってきて、ひとりの少女が出てきた。
「え、さっきの奴のグル?」
鈴菜は慌てる。
が、シェフレラは目をひん剥いて叫んだ。
『ルーチェ様!!』
「ちょ、耳元で叫ばないで!って、え!?」
『ルーチェ様、あの子はもう見つかったベラ?』
少女は小さく首を振る。
「私の力をもってしてもまだ彼の行方は、」
『そうですか…仕方ないベラ』
「ですが、我々の想像よりも早くブレイキング・セントラルの到着が早まってしまいましたのでまずは皆さんに合流せねば、と」
『三人は確かに戦士の力を手にしましたベラ』
「ええ、その姿はこの目で確認させていただきました」
少女は杏、蓮、鈴菜の三人の顔を順に見ると深々と頭を下げた。
「私、生命の守り女神、名をルーチェと申します」
「まずは私からお願いをさせてください、この戦いにお三方の力を貸していただきたいのです」

