翌日は朝から引っ越し作業だった。まりあには保育園に行ってもらい、うちの両親も手伝ってくれた。修二の持っていた家電製品や家具は、昔、私と買いそろえたもので、そのまま使えるので利用することにした。引越し業者が荷物を運び込み、まりあと私の荷物を父の車で運び込み……。細かな片付けは追々として、夕方までには新居で暮らせる状態になった。
修二がまりあを迎えに行き、両親とマンションを出てすぐのファミレスで夕食にした。みんなくたびれていたし、夕食を調理する気になれなかったのだ。
「まりあ、今日から新しいおうちだよ」
「ほんとー?」
まりあも、内見に一緒に行っているし、引っ越すことはわかっていると思っていたけど、今日がその日だとはよく理解していなかった様子だ。
「お義父さん、お義母さん、今日はありがとうございました」
修二が頭を下げ、私も横で頭を下げた。
「ええと、と、言いますか、今日まで御厄介になりました。本当にありがとう」
母が寂しそうな顔で微笑んだ。
「まりあちゃんと別々に住むのはちょっと寂しいけど、これが一番いい形なのはわかってるから」
生まれてからずっと面倒を見てきた孫だ。離れれば寂しいに決まってる。父が口を挟む。
「母さん、そう言ってふたりの後ろ髪を引くんじゃないよ。近所だし、これからも陽鞠が遅番の日はまりあちゃんを預かるんだから」
「そうよね」
修二がまりあを迎えに行き、両親とマンションを出てすぐのファミレスで夕食にした。みんなくたびれていたし、夕食を調理する気になれなかったのだ。
「まりあ、今日から新しいおうちだよ」
「ほんとー?」
まりあも、内見に一緒に行っているし、引っ越すことはわかっていると思っていたけど、今日がその日だとはよく理解していなかった様子だ。
「お義父さん、お義母さん、今日はありがとうございました」
修二が頭を下げ、私も横で頭を下げた。
「ええと、と、言いますか、今日まで御厄介になりました。本当にありがとう」
母が寂しそうな顔で微笑んだ。
「まりあちゃんと別々に住むのはちょっと寂しいけど、これが一番いい形なのはわかってるから」
生まれてからずっと面倒を見てきた孫だ。離れれば寂しいに決まってる。父が口を挟む。
「母さん、そう言ってふたりの後ろ髪を引くんじゃないよ。近所だし、これからも陽鞠が遅番の日はまりあちゃんを預かるんだから」
「そうよね」



