無口な溺愛



「うん、まぁ。
廊下歩いてたらでっかい独り言が聞こえたから。」

私が突っ伏していた席は廊下側の一番端っこ、
人がほとんど居ない校舎で喋ればそりゃあ聞こえるだろう。


「あの、いったいどこから。」


「好きって言ったあたり」

「一番最初じゃん!ってそうじゃなくて!
えーーっと、あの…」
  
あぁ、なんて馬鹿なんだ。
それも本人にきかれてしまうとは。