「花音ちゃん、美友ちゃん、おはよう 」


明るく挨拶をしながら優希先生が入ってきた


「優希先生、おはよう

あのねお姉ちゃんが痛い痛いなのに、先生が怖いって」


ちょっと………、何言っているのよ!



慌てて隣にいた、美友ちゃんを阻止しようとすると


優希先生はゆっくりと私のベットに近づいてきた。


「花音ちゃん、具合悪いの? 」


「…ううん 」


咳をこらえながら、首を横に振ると、

優希先生はニコッと笑みを浮かべてくれた。



「ふふっ、花音ちゃん隠しているのバレバレだから

今から、診るからボタン外すよ 」


「…うん 」

優希先生の手によってどんどんボタンが外れていった。


怖くなっちゃうけど、

横に美友ちゃんがいるから泣きたくない。



どうにか気持ちをまぎわらすために、


視線を優希先生の方に向けると


とても、真剣な顔。

やっぱりカッコイイ


昨日から思っていたけど、

あまりにも綺麗で見入ってしまう。