さあ…2度目の恋をしよう

私は…もっともっと貴方を好きになりました

前は貴方が私にゆっくり近づいて行くと言った
だから今度は私が1歩づつゆっくり
近づいてみたんだよ
逃げないでと…願いながら

朝になっても飛龍さんだった
本当に戻って来てくれた

そして飛龍さんの実家に行った

ご両親は泣きながら謝ってこられた

「千秋ちゃん…飛龍の事伝えなくてごめんね
結婚式までに記憶が戻って
くれたらと思ってて…
かえってそれが貴女を苦しめる事になって
ごめんなさい…千秋ちゃんを泣かせて
苦しませてばかりで本当ごめんなさい」

「もう過去はいいです
前を向いて歩いていきたいです
私達2人でゆっくりと…」

「ありがとう」

その日はみんなで楽しく食事をした