「それでは、皇帝クロノス様からお言葉を頂戴致します」
クロノスの側近ネイファがそう言うと、皇帝はワイングラスを掲げた。
「ようこそ我がドルーア帝国へ。そして我が妃をもくろむ姫君ども。
今日はこの宴を楽しんで明日にはさっさと帰るが良い。
この宴は我が臣下達が勝手に用意したモノ。私は誰も選ばない。以上だ。」
しーん・・・
広間は完全に鎮まりかえった。
_うわー。凄いお言葉を賜っちゃったぞこれは。
少しだけ部が悪そうに苦笑するネイファが乾杯の音頭をとる。
「フ、フフ・・では皆様、かんぱーーーーい!」
「か、かんぱーい!」
「乾杯・・」
一気に辺りがざわついた。
「さっきのどういうこと?!」
「わたくし、気分がすぐれませんわ!」
「なんの茶番かしら?」
「ワザと揺さぶりをかけてるんじゃないの?」
さっきの皇帝の言葉に動揺を隠せない各国の姫達はずっと口を開きっぱなしだ。
エレノアも大きな目を見開き、皇帝を見て固まっている。
クロノスの側近ネイファがそう言うと、皇帝はワイングラスを掲げた。
「ようこそ我がドルーア帝国へ。そして我が妃をもくろむ姫君ども。
今日はこの宴を楽しんで明日にはさっさと帰るが良い。
この宴は我が臣下達が勝手に用意したモノ。私は誰も選ばない。以上だ。」
しーん・・・
広間は完全に鎮まりかえった。
_うわー。凄いお言葉を賜っちゃったぞこれは。
少しだけ部が悪そうに苦笑するネイファが乾杯の音頭をとる。
「フ、フフ・・では皆様、かんぱーーーーい!」
「か、かんぱーい!」
「乾杯・・」
一気に辺りがざわついた。
「さっきのどういうこと?!」
「わたくし、気分がすぐれませんわ!」
「なんの茶番かしら?」
「ワザと揺さぶりをかけてるんじゃないの?」
さっきの皇帝の言葉に動揺を隠せない各国の姫達はずっと口を開きっぱなしだ。
エレノアも大きな目を見開き、皇帝を見て固まっている。



