双子の異世界・奇跡の花束

「・・・」


ジリジリ・・・




_状況はかなり良くない。槍の練習もしてきたが、相手はマナも使える。





「必死になっちゃって、可愛いね」


「本当ですね。ネズミみたい」


人を小動物の様に見下している。


綽々とルシオネスとその配下はミネルアをどうやっていたぶるのか考えていた。




_絶対許せないこの二人・・いざとなったらやるしかない!




ギラリと殺意ある目でミネルアは様子を伺った。



コンコン、ガチャ。



「ルシオネス、いるかー?」



と緊迫感のある状況を瞬時にぶち壊したのは兄レシオン。



「あぁ・・」
「あ・・っ!!」
「あらら」



「え・・・?」



三人は一斉にレシオンを見た。



「なんでミネルアがここに?」


と疑問をぶつけた瞬間にルシオネスはコロッと人が変わるような態度を取った。



「もう、兄上。部屋に入るときは僕がいいって言ってからにしてよー」


「あ、すまんすまん」


誰・・・?

と思うほどの豹変ぶりだった。