双子の異世界・奇跡の花束

無理矢理城に連れていかれたミネルアは、一室である男性と対峙した。


「初めまして。ミネルアさんだっけ?」


部屋でワイン色の椅子に座る男性。

すぐにレシオンの兄弟だろうと確信した。


「流石に僕の事は知ってると思うけど、一応聞くね。僕はだ~れだ?」


「・・・レシオンの弟?」


「そう、名前は知らない?」


大体17歳くらいだろうか。レシオンと髪色は同じだ。
顔もどことなく似ているが。ニヤニヤと何か企んでいる様で気持ち悪い。



「ルシオネス第二皇子・・ですか」


「うん、正解」


ニコリとほほ笑むとレシオンにそっくりだが、従者にクルーガを酷い目に合わせられたミネルアは敵意むき出しで睨みつけた。