黒翼の淡恋

「魔術でも使ったんじゃないですか?」


とフォルトが間髪入れず嫌味を言ってきた。


「そんなのあるわけないでしょう!意地悪ですね」

「ふん」


フォルトは不貞腐れていた。

シリウスとティファの距離感は着実に近くなっている。

加えて部下がデレデレしている。


「どうしたものか・・」


流石に殺すまでは行かないが、ティファの存在が大きくなるに連れ色んな不安も大きく膨れ上がってきている。

それは自分にしかわからない危機感だった。