そこは城の中庭だった。
色とりどり花が咲き乱れ、木には果物が成っている。
楽園の様な雰囲気だった。
まさか修羅場とは思えないほどのいい天気。
こっそりとフォルトとティファは木の陰から様子をうかがった。
カウチで休んでいるシリウスの両隣にはふわふわのドレスを身に纏った女性と、スレンダーなドレスの女性がいた。
その近くにはその二人の侍女と思われる女性達が数人待機している。
「お願いですから、魔女は牢屋に戻してください」
「わたくしも嫌です。シリウス様が汚れてしまう」
「それに、その女がシリウス様のベッドを使っていると思うだけで・・」
「ゆ、許せなくて・・気が気じゃありません」
「落ち着けお前ら」
シリウスは呆れた顔で前を向いて考え事をしていた。
ドクン
ドクン
ドクン
ティファの心臓は正直、限界に近い。息が出来ない程の緊張だった。
「だ、大丈夫?ティファ」
「は、はい・・」
_あの二人がシリウス皇子の恋人。
綺麗だし、まぶしい。理想のような女性だ。
それに比べて私は・・。
卑屈になりっぱなしだった。
でも!!
拳に魂を込めた。
色とりどり花が咲き乱れ、木には果物が成っている。
楽園の様な雰囲気だった。
まさか修羅場とは思えないほどのいい天気。
こっそりとフォルトとティファは木の陰から様子をうかがった。
カウチで休んでいるシリウスの両隣にはふわふわのドレスを身に纏った女性と、スレンダーなドレスの女性がいた。
その近くにはその二人の侍女と思われる女性達が数人待機している。
「お願いですから、魔女は牢屋に戻してください」
「わたくしも嫌です。シリウス様が汚れてしまう」
「それに、その女がシリウス様のベッドを使っていると思うだけで・・」
「ゆ、許せなくて・・気が気じゃありません」
「落ち着けお前ら」
シリウスは呆れた顔で前を向いて考え事をしていた。
ドクン
ドクン
ドクン
ティファの心臓は正直、限界に近い。息が出来ない程の緊張だった。
「だ、大丈夫?ティファ」
「は、はい・・」
_あの二人がシリウス皇子の恋人。
綺麗だし、まぶしい。理想のような女性だ。
それに比べて私は・・。
卑屈になりっぱなしだった。
でも!!
拳に魂を込めた。



