「ま、まってください!争わないで!」
テントから遅れてティファが飛び出した。
「出るな!」
「でもっ」
けたたましい男の声と兵士の悲鳴で居てもたってもいられなかった。
男はティファを見つけると嬉しそうに微笑む。
「ティファ、ボクと帰ろう。心配したぞ」
「あなたが私の兄・・?あの・・私・・今記憶がないんです」
「記憶が?へえ・・力を増強する薬が強すぎたのかな。帰って治してあげるよ」
「治せるんですか!?」
「薬師に言って作ってもらおう。だから早くこっちに来い」
一歩踏み出したティファをシリウスは遮った。
「まて、怪しいと思わないのか。力を増強する薬と言ったぞ。
お前をいいように使おうとしていたんじゃないのか?」
「で、でも・・兄なんですよね?家族・・なんですよね?」
もたついているティファを見かね、拘束していた兵士を男は突き飛ばした。
「ほら、兵士は帰してやる。ティファこっちに来い。お前がいなくなってから心配していたんだよ」
「は、はい・・」
「行くな!」
「シリウス皇子・・どうして?」
何故シリウスは自分を行かせようとしないのか、ティファにはわからなかった。
先刻怒られたばかりなのに。
テントから遅れてティファが飛び出した。
「出るな!」
「でもっ」
けたたましい男の声と兵士の悲鳴で居てもたってもいられなかった。
男はティファを見つけると嬉しそうに微笑む。
「ティファ、ボクと帰ろう。心配したぞ」
「あなたが私の兄・・?あの・・私・・今記憶がないんです」
「記憶が?へえ・・力を増強する薬が強すぎたのかな。帰って治してあげるよ」
「治せるんですか!?」
「薬師に言って作ってもらおう。だから早くこっちに来い」
一歩踏み出したティファをシリウスは遮った。
「まて、怪しいと思わないのか。力を増強する薬と言ったぞ。
お前をいいように使おうとしていたんじゃないのか?」
「で、でも・・兄なんですよね?家族・・なんですよね?」
もたついているティファを見かね、拘束していた兵士を男は突き飛ばした。
「ほら、兵士は帰してやる。ティファこっちに来い。お前がいなくなってから心配していたんだよ」
「は、はい・・」
「行くな!」
「シリウス皇子・・どうして?」
何故シリウスは自分を行かせようとしないのか、ティファにはわからなかった。
先刻怒られたばかりなのに。



