「...そういや あいつ親いねぇらしい」 俺が亮を見てそう言うと、ぴしりと、空気が固まったのが分かった 死んだとか、そういうのは言ってなかったが、いないとは言ってたな 天下龍にはそれなりに色々事情がある奴も多くて、此処に寝泊まりしてる奴も多かった 俺もしょっちゅうここで寝てるしな 「...そうか」 亮はそう言うと、何か考える素振りをし始めた 「未来、そろそろ帰ろうか、送るよ」 「あ、うん!またね皆!」 広樹に連れられ、未来は倉庫から出ていった