ガラッ



「蝶羽ちゃー...蝶羽ちゃん?!」


そして病室の扉を開けて入ってきたのは未来や亮たちで、未来は私が意識を戻しているのを見て大粒の涙を零した



「てめェら邪魔すんじゃねぇよ...」


「蝶羽...意識が戻ったのか」


「蝶羽ちゃん良かった...」


「...蝶羽」


「蝶羽ちゃぁぁん!!」



邪魔をするなと文句を言う嵐を皆は華麗に無視して、私に近付いてくる