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「母が亡くなったので、
今日休んでもいいですか？」
＜え！？だだだだ大丈夫・・？＞
「はい。しばらくお休みします。
また連絡します。」
＜う、うん・・。あああああむむむ無理しなくて大丈夫だからね？＞
絶対人生損してるよね？ってぐらい人の良い大将に、欠勤の連絡を入れた夜。
「・・・・・・・・・・。」
別に・・・・嬉しいんだから・・・
わざわざ休まずに、
むしろ張り切って働けばいいのに・・
「・・・・・・・・。」
どうしてか分からないけど・・・
まだ会うのは明後日だけど・・・・
万引きした帰りじゃないけど・・・
・・・・わざわざ家を出て・・
あの公園へ向かっていた・・。
「・・・・・・・・・・・。」
２日前のこのタイミングで、居ない事は分かってたけどそれでも良かった。
どうしてか分からないけど・・
部屋に居ても独りだけど・・
外の空気を吸った状態での“独り”になりたかった。
誰にも見つからず、
誰にも邪魔されない場所。
真っ先に浮かんだのが・・
あの公園だっ・・
！！！！？
