・・・・・・え・・・・・?






「キャッキャ!ねぇおかあたん!
ミホまたいきた~い!」


「風船、離しちゃダメだよ~?
今度は父たんとも一緒に行・・・

え・・ちょ、ちょっとミホ!
トラック来るから止まりなさい!!」


「キャッキャ・・・・??」




“プーーーーーーーーー!!!!”



「・・・ア・・・・・。」
「ミホ!!ダメ・・ダメーーっ!!」






“!!!!!!!!!!!!!”






「馬鹿野郎!急に飛び出してきやがっ・・・・お・・おい兄ちゃん・・・!?」



「ミホっ!!!!」

「・・ア・・・ア・・。」

「アァア・・そんな・・
大丈夫ですか!?」


「あぁああクソッ!兄ちゃん返事しろ!?
すぐ救急車呼ぶからな!?」













「・・ア・・・ア・・。」


「・・怪我・・・・無い・・?」


「・・・ウン・・・・。」


「・・ハハッ・・よかった・・。」


「・・・アリガトウ・・・・。」


「・・・大丈夫・・・。

・・・お兄ちゃんも・・
どこも怪我してないから・・・

だから・・大丈夫だからね・・・。」


「・・・・・・・・・・・。」


「お名前・・ミホちゃんって・・
・・・・いうの・・?」


「・・ウン・・・・・・。」


「ミホちゃんごめんね・・。

お兄ちゃんのせいで・・
風船・・割れちゃった・・・。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「だから・・また・・・
お母さんやお父さんと・・・
一緒に・・・・・・・・・。」


「・・・オニイチャン・・・?」




「・・大丈夫・・・・・。

・・・ちょっとだけ・・
眠くなっちゃったから・・

・・・大丈夫だよ・・・
すぐにまた・・起きるから・・。

大丈・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

・・・