手にはなにやら袋を持っている。

「…これ、俺からのプレゼントだからもらって」

え?…袋を受け取ると、中には私がさっき欲しいって言ってたラッコのぬいぐるみが入っていた。

『…え!これ、私に!?』

いきなりのことにビックリする。

『でも高いのに…』

「そんなの気にすんなよ。俺がしたくてしたことだから」

裕也…

『…ありがと!』

そのあと無事に2人と合流し、宿泊先の旅館へと向かった。



部屋は305号室。