気分が一気に沈む。

「それ欲しいの?」

『うんそうなの。…けど値段が高くて…』

はあっとため息をつく。

「…ちょっと待ってろ」

そういうとどこかへ行ってしまった。

…どこいったんだろ?

まあぷらぷらしてよ!

1人でお店の中を回っていると_

「ハアハア…ったくどこ行ってんだよ。まじ探した〜」

裕也が肩で息をしながら言う。

あ、探してくれたの?