『あ、ありがとう。怜央くんも似合ってるよ?』

「ハハッありがとう」

「なーにあんたら花飛ばしてるのよ。ほら美紅、先輩たちのとこまで行くわよ!」

『え!?ちょ、ちょっと葵!』

いきなり走り出す葵。

こんな格好見られたらなんて言われるか…!

「大和先輩!」

「うおっ!葵じゃん!え、なにその格好!」

メイド服を着ている葵にビックリしたのか声をあげる。

「じゃーんどう?」

「まじにあってる!」

葵にべた惚れな大和先輩。