「はい」

「ふた手に分かれよう!」

「りょーかい!」






蜂谷隆平を探すため、みんなふた手に分かれて捜索を始めた。




ーーーー……






「あった。これだ……」

蜂谷隆平は、書庫の隣りにある小さな物置で、新たな手掛かりとなるものを見つけた。




「……なんだ?これは……」

なんでこんなものが?




「一体誰が……」

そこには、当時捜査を担当していたもう一人の刑事のことが書かれていた。




「……ここにはもう一人、刑事がいたのか」

えっと、刑事の名前は………。





「……川崎純也?」

当時彼は39歳。唯一彼だけが、他殺ではないかと疑った。




しかし他の刑事が自殺だと判断して、そこで捜査は終了した。

しかし彼だけが、捜査を続行していた。




そこで彼は、あの隠し部屋に気づき、その事件が他殺だと気づいた。

証拠を持っていったが、終わった事件だと突っぱねられてしまった。