ーーーー翌朝、リビングに集まった6人。

ーーーーけどそこに。





「……なぁ、大河内は?」

「えっ?見てないけど?」

「あたしも見てない」

「俺も」

「おかしいな……なんでいないんだ?」




昨日まで居たはずの、大河内すみれの姿がどこにもなかったのだ。

昨日の夜中までは確実にいたはずなのだが、その日の姿が急に消えてしまったのだ。




ーーーすると、その時。

きゃああああああ!!!と叫び声が聞こえた。





「なんだ!?」

「あの声、島本か!?」

「行ってみよう!!」




みんな一斉に部屋をでて、声のする方へ向かった。

するとそこにはーーーー





「なっ!?」

「きゃあああ……!?」

「お、大河内……?」

「なんで……こんなことに……」

「まじかよ、おい……」





バスルームの床の上で、大河内は背中を一突き刺されて。

ーーー死亡していたのだった……。