「でも、集団自殺なんだから……やっぱり自殺なんじゃないの?」
「そうだと思いたいけど、謎があるなら自殺じゃないんじゃないの?」
「うーん、とりあえずお湯を沸いたし、お湯持っていこう」
「そうね。あたしコップと飲み物持っていくね」
「ありがとう」
島本翠と大河内すみれが、キッチンからリビングへと戻る。
でもリビングに戻ると、残りの人たちはいなかった。
「あれ、みんな居ないの?」
「ああ、俺が来たときにはもう居なかった」
「どこに居るんだろう?」
「探してみるか」
「そうだね。探してみよう」
大河内すみれ、大谷瞬、島本翠も、みんなを探すためリビングを出た。
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