17時に神崎さんから《あと30分で着く予定》 と連絡が来た。《待ってます。気をつけて来て下さいね 》下ごしらえは終えていたので、あとは神崎さんが来てからにする。

 ピンポーンとインターホンが鳴るので、神崎さんを確認してからドアを開けた。

「 おかえりなさい かな」

「 ただいま」とキスする。まるで新婚さんみたいだ。

「 そのまま帰って来たから、シャワー借りていい?」大きな荷物を持っている。

「 お風呂沸いてるのでゆっくり入ってきて下さい 」

「 サンキューな 」

 お風呂に入っている間に唐揚げを揚げて、夕食の準備をした。神崎さんがお風呂から上がったので、昨日コンビニで買って一晩放置されたビールを冷蔵庫から取り出す。

 スポーツをしてお腹が空いていたのか凄い勢いで「美味しいよ」と食べながら今日のフットサルの話しをしてくれた。 先日待ち合わせしてた高校の同級生もメンバーでよく参加しているらしい。

 食事を終え私が片付けていると、来週末ドライブへ行こうか?と誘ってくれる。

 急いで片付けを済ませて一緒にケータイで行き先を調べる。いくつか候補を挙げ日帰りドライブの距離的に箱根に決まった。

「楽しみ!」と抱きつくと そのままベットに雪崩れこみ、何度も抱かれてしまった。

 自分に自信がないが、何度も抱いてくれるということは私でも満足してくれたのだろうか?聞きたくても怖くて聞けないな。

 翌朝は目覚めるとともに神崎さんにキスされ抱き上げられた。裸のままで恥ずかしいのに下ろしてくれない。少しでも裸体を隠すため神崎さんの首に腕をまわし気付けば浴室で、神崎さんが身体を洗ってくれるが、身体をどんどん刺激され、そのまま奪われた。