吸い込んで、夏。




「隠しごと苦手なタイプ?」

「……ん、まあ」



また、ぱちぱち。まばたき。



「クラスメイト?」



たずねる。聞いてもどうせ、なにもできない。けれど。気になってしまって。



覚悟を決めたように、千代田が口を開く。



わたしも同じように、スプーンのうつわを埋めた。



溶ける。



「……ん」



氷、溶ける。



「そうなの!」

「そうだよ」



首を傾け、千代田がわたしを見つめる。



あ。──高さ、合った。