ドキドキしながら、新しい家の扉を開いた。

下駄箱には、4・5人くらいの靴があって。

どんな人達が住んでいるのか、不安と期待で心臓がバクバクしてる。

玄関のドアを開けると、

そこには、女の人が立っていた。

「瑠海ちゃん、待ってたのよ。」

「皆、今日から一緒に暮らす、瑠海ちゃんよ。」

みんな、椅子に座りながら、ゲームしたり話したりしてる。

「初めまして、桜乃 瑠海です。よろしくお願いします。」

「よろしくね、瑠海ちゃん。私は、美奈(みな)。こっちが、
麗奈(れな)。うちらは、2年だよ。」

美奈先輩と麗奈先輩。

2人とも可愛いくて。

「よろしく〜。俺は、桐谷(きりたに)。こっちが、矢野(やの)。
俺達も2年だから〜。」

桐谷先輩と矢野先輩。

ここのシェアハウスの人達、よういが可愛らしい人とカッコイイ人

しかいない。

「あとね、奏君と響君も居るの。」

「私は、管理人だけど。今日しか居ないし。新しい子が来る時以外
は、居ないから。」

奏と響も居るなんて、聞いてない。

「じゃあ、瑠海ちゃんの部屋、案内してあげてね〜。」

美奈先輩と麗奈先輩が手伝ってくれて。

階段を上がってすぐが、遅れてくる1年男子の部屋らしい。

そして、美奈先輩たちの部屋の隣が、桐谷先輩達で。

その隣が、私の部屋。

ーガチャー

扉を開けると、ベッドが2つ置いてあって、

ミニキッチンとかも置いてあった。

スーツケースから、ものを出して片付けて。

夜ご飯は、お弁当貰ったから。

それで良いし。



気がつくと、眠っていた。