そして、時が流れ、


テスト当日になった。

朝は、カツサンドウィッチ!

「瑠海って、形から入るタイプだよな〜。」

「だって、そっちの方が力がみなぎってくるじゃん!」

「テスト、頑張れよ!うん。優空もね!」

単語帳を手に持ち、勉強しながら登校した。

-ドン!

「あ、すいません。」

「瑠海、体調大丈夫か?」

「こ、この前は、ご迷惑をおかけしました。」

「ってか、敬語辞めない?」

「敬語辞めたら、許す!」

なんか、同級生だけど、仲良くない人とタメとか違和感ある。

でも、許してくれるんだよね?

「あの、神崎さんは、何で私につきまとってたんですか?」

「つきまとってた?」

「なんというか、私を呼び出したりとか。」

「あぁ。」

なんか、今、ニヤリってしたような気がする。

嫌な予感がして、足を後ずさりさせていく。

〜ドンッ!

壁に追い詰められて、ピンチです。

「あのさ、瑠海さ、告白現場見たり、ちょっとした俺の
本性してるじゃん?だから、」

「言うことを聞けと?」

やばい…、

グレードアップしそう!