「瑠海、おかえり。」

「神崎から聞いたけど、瑠海無理して学校に行ったんだってね。」

うぅ…

結構に怒ってらっしゃる。

だけど、何で神崎の事知ってるのかなぁ?

「瑠海、熱はかって。」

「ピピピ」

ん〜、

「36.8。体調は?」

「平気だよ〜。」

まだ、ちょびっとだけ痛いけど、大丈夫!

「なら、瑠海勉強教えてくんない?」

「良いけど…、教え方下手だよ。それと、6時から用事あるから。」

「了解!荷物もって、瑠海の部屋行くわ。」

私、勉強が不安…

撮影とかと両立しようと頑張ってるけど。

やっぱり、勉強の時間がけずられちゃう。

「数学が分かんなくてさぁ。」

「数学なら、一応出来るよ!」

数学を教えながら、自分も問題を解いて。

ふと思った。

ここに、海花(うみか)が居ればいいなぁ。っと、おもった。

海花は、私の幼なじみであって、親友!

いつも海花が居た。けど、高校で離れてしまった。

「瑠海、ありがとな。」

「どういたしまして。じゃ、私準備しなきゃいけないから。」