「じゃあさ、最後に僕のお気に入りのお店行ってもいい?」

「いいですよ。」

そこは、アンティーク系の家具が揃って飾ってあって、

香水やコップなどにイニシャルなどを入れたりできて、

匂いや組み合わせなどまで出来るらしい。

こんな、素敵なところがあったんだぁ。

「瑠海ちゃん、疲れてない?」

「久しぶりにお出かけしたので、楽しかったです。」

「瑠海ちゃんって、よく外出してるよね?」

「バイトしてて。」

「あ、そっかぁ。」

嘘ついてごめんなさい。

でも、本当の事を言うことは出来ない。

帰ると、夕方近くで。

買ったものをしまったり整理整頓した。

「あれ、そのぬいぐるみどうしたの?」

「ん〜、貰った〜。」

「あ、神崎とどうだった〜?」

神崎は、中3の時親の事情で、転校した。

それまでは、小学生からの幼なじみだった。

「なんか、雰囲気が変わってた。」

「どうしたんだろね〜。」

雰囲気変わってたら、わかんないかもしれない。

天然で、ツンデレで、空気が読めて、モテて。


あんまり、すぐには、性格をさらけ出すような性格ではないし。


変わった事ってあるんだなぁ。