海『遊佐!あれビンゴじゃねぇーか?』 海流がそう言って指差したのは、俺たちの前で走ってる黒いスポーツカー。 時間も、9時ぴっただし。あれに違いないみてーだな。 「睦葉、行け。援助くるだろうから俺らで止めとく。」 睦『…ありがとう。』