夏の青、と君の青。



開いた窓から顔を出す


ガタッ

i「何がわかったんだ。」

彼が座っていた椅子が揺れる
ベッドの上から放り出された彼女の手
それを救い上げベッドの上に戻した





h「だからまだ、
はなすほどじゃないって言ってんじゃん。

顔、こわいよ。」




食い込んだ爪を剥がし彼を座らせる
h「痛いし。」







2人とも穏やかじゃない。


i「お前はなんでそんなに冷静でいられるんだよ。」



h「冷静に見える?
良かった。
君たちを止めるために頑張って保ってんの。



止める奴いなかったら
千冬と一海少しでも情報渡したらすぐにでも犯人ぶっ殺しに行きそうだからさ。






ね。
ちふゆ。」

病室の入り口顔色の悪い千冬
医師から告げられた言葉に変わりは無かったらしい。




良かったのか。
悪かったのか。。。




h「僕帰るね。
また来るよ、いろはちゃん。
じゃあね2人とも。
また学校で。」








グァアアアアアアアアン


海の町をかける




















h「あれ。
千夏ちゃん?」

ブレーキをかけて後ろから声をかけた


h「今帰り?」


うわって顔した。
今。
千夏ちゃんまで。。


h「家近いの?」



……



h「ねーえ。」

t「近くない。
答えたわ。
もういいでしょ。
さっさと帰って。」

彼女は早足で僕を置いて行った。

h「家遠いいの?
送ってあげるよ。」


女はため息をついた。
t「いい。」



〜なつ



h「いいからっ。」


彼に腕を掴まれたかと思ったら私の体はいつの間にかバイクの後ろ彼の背後にすっぽりとおさまっていた

h「じゃあしっかりつかまっててね。」

ヘルメットも手際良くつけられ車が走り出す。
海が太陽の光を反射して綺麗だった


景色が変わっていく。




h「あ、そういえばおうち聞いてなかった。
どこ??」




t「隣町。
◎□町」





なんで正直に答えてんだろ。
おかしいな。

ははっ
渇いた笑いが溢れた

h「えー。
遠くから通ってるんだね。
大変。」