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よくやく自室へ戻ってきたあたしはさっそく明日のための画像を探し始めた。


幽霊ばかり出現させてきたけれど、今度は他のものを出現させてみようと考えたのだ。


ノドカが言っていた殺人犯の話を思い出したのだ。


さすがにそんな危険な人間を出現させるわけにはいかないけれど、インパクトのある人間を出現させるつもりでいた。


そして、その人が学校に現れることを予言してみせるのだ。


考えただけでワクワクする。


きっとまたみんなに注目されるだろう。


「ふふっ楽しみだなぁ」


あたしはスマホを操作しながら呟いたのだった。