「俺も学校の七不思議全部見てみたいな。その後自分がどうなるかも知りたいし」
「それはあたしを見ればもうわかるんじゃない?」
あたしは自分を指さして言った。
「あたしはこれで七つ目だよ? だけどなにも起こってないんだから噂はただの噂なんだよ」
そう言った時だった。
途端に体がズシリと重たくなった。
と、同時に全身に鳥肌が立ち、気分が悪くなった。
こんなときに、どうしたんだろう……。
その場に膝をついてしまいそうになるのをグッとこらえる。
コウダイくんがあたしの足をジッと見つめていることに気がついた。
「どうしたの?」
質問しながら自分の足に視線を落とす。
その瞬間、自分の目を疑った。
あたしの両足が微かに透けてみえるのだ。
目の錯覚?
目をこすり、もう一度確認する。
しかし、透けてみるのは変わりなかった。
それ所か、さっきよりも透けているように見える。
自分の足の下にある地面が見えるのだ。
「それはあたしを見ればもうわかるんじゃない?」
あたしは自分を指さして言った。
「あたしはこれで七つ目だよ? だけどなにも起こってないんだから噂はただの噂なんだよ」
そう言った時だった。
途端に体がズシリと重たくなった。
と、同時に全身に鳥肌が立ち、気分が悪くなった。
こんなときに、どうしたんだろう……。
その場に膝をついてしまいそうになるのをグッとこらえる。
コウダイくんがあたしの足をジッと見つめていることに気がついた。
「どうしたの?」
質問しながら自分の足に視線を落とす。
その瞬間、自分の目を疑った。
あたしの両足が微かに透けてみえるのだ。
目の錯覚?
目をこすり、もう一度確認する。
しかし、透けてみるのは変わりなかった。
それ所か、さっきよりも透けているように見える。
自分の足の下にある地面が見えるのだ。



