☆☆☆
体育館の近くまで来たとき、その音は聞こえてきた。
キュッキュッキュッ
ダンダンダン
それはバスケットボールをドリブルしている音だ。
体育館の床とシューズがこすれあう音もする。
コウダイくんがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきた。
あたしはそっと体育館のドアに手をかける。
ダンダンダン
キュッキュッ
「カギ、空いてるのか?」
「大丈夫だよ」
あたしは頷き、ドアを開けた……。
体育館の近くまで来たとき、その音は聞こえてきた。
キュッキュッキュッ
ダンダンダン
それはバスケットボールをドリブルしている音だ。
体育館の床とシューズがこすれあう音もする。
コウダイくんがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきた。
あたしはそっと体育館のドアに手をかける。
ダンダンダン
キュッキュッ
「カギ、空いてるのか?」
「大丈夫だよ」
あたしは頷き、ドアを開けた……。



